卒乳。

随分とブログを放置してしまった。
というのも、
日に日にパワーアップしていく娘の相手で
ここ最近の私はいっぱいいっぱいであった。


その間には一大イベントが。
娘の卒乳(断乳)である。


今回はその卒乳について…。



いつかはくる卒乳の日。
その日をいつにしようかとこれまで何度も悩んだが
なかなか実行に移せなかった。

しかし、もうすぐ2歳になる娘の授乳は
体力的にも結構しんどいものがあったのと
義母、義祖母からの「私達の時は~」という
早くやめろと言わんばかりのプレッシャーもあり、
数ヶ月前に卒乳日を決めた。

予定した卒乳日は娘の月誕生日であり、
ちょうど新月の日でもあった。


卒乳日を決めた日から
カレンダーを娘と共に見て毎日言い聞かせた。
そしてあっという間に卒乳日を迎えた。


卒乳日。
明け方に目を覚ましておっぱいを欲しがる娘。
今日は何の日かを言うと泣き出した。

抱っこして家の中を歩きながら言い聞かせた。
すぐに娘は落ち着いたが、
お喋りもまだまだ片言で
自分の気持ちも上手く伝えられないのに、
私の言うことを理解して
毎日カレンダーを眺めていたのだろうと思うと、
その成長が嬉しいやら寂しいやら、
もっと好きなだけ飲ませてあげればよかった
と思う後悔で、私が泣き出してしまった。

そして更に、これまでの記憶が甦った。
生まれた翌日に病院で初めて授乳した時のこと。
退院後に母乳外来に二人で行ったこと。
デパートの授乳室で授乳した時のこと…。

母親になることに不安だらけだった私に
沢山の経験をさせてくれた娘。
「ありがとう、ほんとありがとう…。」
そう言いながら、
今回の卒乳で娘以上に泣きじゃくってしまった私だった…(汗)

その日、娘は卒乳した。
何となく、顔つきもお姉ちゃんになった。


新月の日は月もゼロになってスタートする
新しい出発にぴったりの日と聞いた。

卒乳。
娘と私、新たな旅立ちの日となった。